進化し続ける大学町・都留は学生が創造性を解き放つ場所

日本でも数少ない公立大学の1つ、都留文科大学。

3万人ほどの人口の10%を学生が占めるという大学町の山梨県都留市で今からちょうど1年前、学生の運営するカフェがオープンしました。

僕自身、約4年の月日を過ごしたこの町は、何も無いけれど、何も無いなりに楽しもうという学生のエネルギーを感じた場所です。

そして、学生カフェがオープンした時には都留は「何か新しいものが生まれる可能性のある町だ」ということを強く感じたのを覚えています。

その時に書いた記事がこちら

その後、上の記事を書いた時は準備段階だった学生ゲストハウスもオープンし、大学自体も新校舎の建築や新学科の設立、動画によるプロモーションなど、まさにここ1、2年で大きく変貌を遂げていて、2年前に卒業した僕自身その変化に驚いています。

そして、今回僕が都留を訪れたのはこちらのイベントへ参加するためでした。

※ 映像は山梨大学写真部部長のKazutoshi Mitsumoriさんより

この「ART WORK」というイベントは、学生個人が自分の創作活動を発表するもので、その様子はまるで小さな文化祭のようです。

写真、絵、書といった展示の他に、コーヒーや小物・古着の販売、そして占いや弾き語りといったものまですべて大学生が行なっています。

もともと「自分で作品を作るだけでなく、誰かに見てもらいたい。」「同じようにものづくりが好きな人たちと繋がってみたい」という考えからこの ART WORK はスタートしたそうですが、今日は僕が見て回ることのできた作品・活動を中心にそれぞれの作品や活動に込められた思いを簡単に紹介したいと思います。

まずは、詩集プロジェクト「ことばなれ」さん(@tsuru_poetry)による展示。

都留文科大学には国文学科があることもあって、小説などの文学作品に関心のある学生が多いのですが、形式に捉われない詩には、小説や俳句とはまた違った自由さがあるようです。

また、小説を作る文芸部の活動が盛んなのを見て「文芸があるなら詩があってもいいんじゃないか」という発想を持ったことがキッカケなんだとか。

詩を読む機会というのもそうそうないと思い、詩集を購入させて頂きました。

次に訪れたのは、創作活動団体のハルタクラフトさん。

手作りのしおりを販売していましたが、そのクオリティがの高さにとても驚きました。

代表の田口さんによると「もともと写真を撮るのが好きだったが写真と何かを組み合わせることで新しいものを作りたい」と考えてこのしおり作りを思いついたそうです。

「写真+手芸」で「1+1が3にも4にもなる」というのは本当にその通りだなと思いました。

ちまたでは若者の活字離れが叫ばれたりもしますが、素敵なしおりがあると本を読むきっかけができるのも嬉しいですね。(ちなみに僕はあとで買おうと思って結局タイミングを逃してしまったことを後悔してます)

こちらはハンドメイドアクセサリーの販売とオリジナルTシャツなどのグッズ販売です。

それぞれお話を聞いたのですが、名前をお聞きするのを忘れてしまっていたようで、作品のみの紹介とさせてください。(ごめんなさい)

ハンドメイドアクセサリーを作られている方は、小さい頃からビーズでアクセサリーを作るのが好きだったようで、中学高校と創作を続け、大学入学をきっかけに本格的なアクセサリー作りをするようになったとのこと。

普通にお店に売っているもののように見えますが、様々な種類のピアスを工夫して作られていて単純にすごいなと思いました。

Tシャツを作られている方は、絵を描くのが好きで、描いた絵をTシャツの他にも缶バッジやマグカップ、トートバッグなどに綺麗に仕上げられています。

Tシャツやマグなど自分の好きなように作れてしまうというのはなんだか羨ましいですね。

とても面白いなと思ったのはこちら、こめさん(@kome_photo)の透明写真。

今まで見たことありませんでしたが、透明なフィルムに写真を印刷することで透き通った写真ができるとのこと。

「透明感のある写真」ではなくて「本当に透き通っている」んです!

はい、そしてこちらは占術研究会Arcanaさん(@tsuru_arcana)によるタロット占いの様子です。

このArcanaさん、発足のきっかけは、都内の大学の学園祭に行ったときに占いがとても流行っていたのを見て都留でもきっと受けるだろうと思ったからだそうです。

タロット占いは今まであまり馴染みがありませんでしたが、話を聞いてみると部員さんの中には東京のお店で占いの経験のあるメンバーもいるのだとか。

僕も普通のお店へわざわざタロット占いをしてもらいに行くことは無いだろうと思ったので占ってもらいました。

会場の片隅では、路上ライ部さん(@tsurustreetlive)による生歌&生演奏が行われており優しい音が会場全体をふんわりと包みこんでいました。

音楽系の部活だと軽音楽部など真っ先に思いつきますが、弾き語りに特化したサークル活動というのも面白いですね。

ちょっとセンチな気分だったこともあり、曲を聴いているとグッと込み上げてくるものがありました。

そして最後に、Cafe Sowers(@cafe_sowers)さん。

Sowersという名前の由来は、種をまくという意味の英単語 “sow” から「種をまく人」を意味しているそうですが、人と人、夢と夢とがつながる空間を作ることを目指して活動されています。

昨日1月20日(土)がオープンしてから1周年記念だということで、学生だけでカフェの経営を始めただけでも十分すごいですが、1年間きちんと継続させたということは本当に素晴らしいです。

★★★

といった感じに、駆け足でお伝えしてきましたが、今日この ART WORK に参加して「都留はこれからもどんどん面白くなっていくな」と改めて確信しました。

そして、まだジャストアイデアではありますが、僕も何か都留でできそうなことがありそうだという気もします。

都留のまちと一緒に僕自身もっともっと面白くなっていけるように、今後もこうして都留の様子を発信できればと思いますので、このまちのこれからにも是非ご注目ください。

そして、今回紹介できなかった方、ごめんなさい!

今回紹介できた方も、できなかった方も、また都留に行きますのでその時は是非お話を聞かせてくださいね!

また、本ブログの作成には細心の注意を払って取り組んでおりますが、誤記や不適切な表現等ありました際は、僕のTwitter(@sei_lonlon)もしくはFacebookよりご連絡ください。ART WORKに関する質問・お問い合わせはART WORKさん公式Twitterアカウント(@tsuru_artwork)へ。

ART WORK vol.5 いいイベントでした!!